ロベルト・コリーナ 2012春夏ミラノ展示会詳細と、新しい日本の秩序にあう2012年のファッションとは。

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Roberto Collina 2012 spring-summer men from Milano

by TIURF CO., LTD

Introduction; はじめに。

ロベルト・コリーナの2012春夏展示会に行ってきました。

ロベルト・コリーナといえば、『ニット』

細番手(薄い生地感)のニットと、ざっくりしたショールカラーのカーディガンが特に得意なデザイナーズブランドで、ボローニャにあるニットの専業ファクトリーです。

デザイナーさんの、イタリア人独特の大柄でおおらかなそうな、やさしそうな性格が、
なんとなく、色目や素材感によく現れていて、ぼくも大好きなブランドです。

今季は、春夏ということで、薄手の綿系の生地で、
使えるアイテム無いかなーと期待してミラノ展示会を訪問しましたが、
さずがロベルト。ポロシャツが鬼のように素晴らしいかった。

特に、『ポニョ』みたいな、アニメーションタッチの魚と波の絵の書いてあるシリーズは、色彩の艶やかさといい、ほんとにオシャレでした。

ポニョシリーズは、
すぐ下で紹介している黒系と、下の方でハーフパンツでも紹介している白系の2色展開。

写真を、あえて逆光で撮っているので、

素材の透け感や、肌への馴染みやすさなど、写真から感じ取ってもらえるかなと思います。あと、ミラノのスタッフが、モデルさんから素敵な笑顔をたくさん引き出してましたね。

番頭 ホリゴメ

http://store.tiurf.jp

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POSTSCRIPT あとがき

ロベルト・コリーナとは直接関係ない話しなのですが、、。

オーダーが終わったあとに、
このショールームの女性スタッフGとちょっと立ち話をしたときに、なんとなく、2012年春夏の傾向が見えてきたので、忘れないうちにここに書いておきます。

僕はこのショールームを訪問する前に、ミラノの巨大展示会を見てきてから、このロベルトのショールームを訪問しましたので、

このショールームの女性スタッフGに、

「その(ミラノの)展示会で、何か面白いものはあった?」

と質問されました。

Gさんの質問の意図は、たぶん単純にバイヤーとして面白く感じたものや、新しい発見を聞きたいという、当たり前の質問だったと思うのですが、私は、しばし考えて、

「。。。なにも(面白いものがなかった)」

と答えました。

「何も??」

「うーん、、、特に、コレといったブランド、なかったなー。その展示会では」

この答えに、女性スタッフGは驚いて

「何も無いって、どういうこと?それはなぜなの?」と、驚いてもう一度聞いてきました。イタリアで最大の展示会場ですから、ここで良いブランドがなかったなんて、アナタ他に何があるというの?とでも言いたそうです。

ぼくも、理由までは特に考えてなかったので、その時、なんでだろう、、、ととっさに考えて出てきた答えが、

「日本は、あなたも知ってると思うけど、3.11に大きな津波と原発事故があって、その日を境に、日本人のマインドが大きく変わってるんだけど、、、。その変化に合うような、何か新しいモノを探しにいったんだけど、そーいうのが(ミラノには)無かったんだ」

と答えました。Gは、あまりピンとこなかったみたいで、「その事故はそんなに大きいの?どのようにそれで日本人が変わったの?」というようなことを聞いてきたので、さらに僕も、なれない英語を駆使しながら頭を整理しながら、

「日本の原発事故のことは知ってるよね」

「よく知らないけど、フクシマのこと?」
(EU側の報道規制か、海外ではあんまり知らない人も多かったです)

「そうそう。それって、チェルノブイリ原発事故よりダメージが大きかったんだよ」

「Oh.. No… フクシマとグンマーはどれくらい離れているの?」

「220km。直接津波や原発の被害はないんだけど、そんな事故があったから、日本人みんなの意識が、じつはぼくら本人も気づいていないけど、大きくマインドが変わってるんだよね。で、3.11以前と比べて、日本は、その事故以上に、大きく社会構造が変化しようとしていて、日本がこれから先、どのようになっていくのか、何が世の中で正しくて、何が間違っているのかという価値基準が、いちど壊れたと、私は思うのね。そのあとの、新しい秩序(NEW ORDER)を、僕らは探している過程にあるとおもうんだ。だから、その新しい秩序、新しい価値観に合った商品があれば、それをオーダーしようと思ってミラノに来たんだけど、ピンとくるものが無かったんだよ。」

「具体的には、どんなモノをアナタは探しているの?」

「なんだろう。何か、服を着て元気づけられるというか。ファッションて平和じゃないと楽しめないものだけど、せめて、服を楽しむ時くらいは、現実を忘れられるくらいテンションが上がるというか。具体的には、、、たぶん、『色が明るい』とか、『楽しそうな雰囲気』とか、『イージー(簡単)』な感じの服で、きっとストイックでコンプレックスな服じゃないんだろうなぁ」

「そういう服は、ミラノにはなかったの?」

「(ミラノの服を思い浮かべながら)いや、みんなどれも素晴らしい服ばかりなんだろうけど、ノリが違うというか、僕の気分的が上がってこないというか。3.11以前だったら、どれもいいなって思えるんだろうけど。とにかく僕ら日本人は、3.11以降はマインドが違うから、ガラリと新しい、3.11以降のNEW ORDER(新しい秩序)に合った服がイイんだよね。」

「ロベルト・コリーナはどう?」

「うん、彼の服は、色も明るいし、なんだかヘルシーで平和的じゃん(ポニョとか)。よく世の中わかってるなって、さすがだなって思うよ」

。。。というような、会話をして、

なんか自分でもミョーになっとくできた部分があったので、

ちょっと会話を思い出しながら書いてみました。

難しいこと書いてすいません。

でもいずれにせよ、なんか古い体質のやりかたを、やはく脱皮させなきゃなって思いが強くなったことは確かで。。いろんなものを革新的に変えていかなくちゃ、って、話したあとすごく焦ってきたのを覚えてます。

 

ではでは。

TIURF
ホリゴメ